Windows10へ

Windows10へアップグレードしました。無料のうちにやっておいた方がよいと思ったのですが。

まず、アップグレードしておいて、ライセンスを取得しておきましょう。しかし、いろいろ問題があるようなので、ゆっくり、挑戦してみましょう。(1度、Windows10にUpgradeすると、そのPCでは自動的にライセンス認証されます。)

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PC攻略一口メモ

Windows10のVer.1511はフリーズして、解決するのに大変疲れました。Ver.1607ではだいぶ問題が改善されているようですね。

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Windows7からWindows10へアップグレード

Windows10は永遠のOSといわれていますね。そうなら、是非とも導入したいですね。しかし、変なことにサポート期間は2025年までだそうです。どう理解したらよいかに悩むところですが、・・・しかし、将来のことは誰にも分かりません。まずは、Windows7を使いながら、同時に、Windows10のPC環境も構築していくことにしましょう。あくまでも、ゆっくりとMicrosoftの進展に後からついていきましょうか。

Windows7からWindows10へのアップグレードは2種類あります。
(1)上書きインストール
(2)新規インストール

可能な限り、上書きインストールで行います。これまで構築したWindows7のPC環境をそのまま使いたいからです。5台のPCで無償アップグレードをしました。
(1)タブレットThinkpad8・・・無事成功
(2)ノートパソコンlet's Note CF-R8HWLCPS・・・無事成功
(3)NEC VALUESTAR Core2Quad Q9400s (2.66GHz)が3台・・・フリーズするが、やっと解決!

このWindows10へのアップグレードで問題になる大きな点は、次の3つの点でしょう。
【1】フリーズ(原因は複数ある)
【2】外付けHDDが壊れる問題(Windows7と共用する場合)
【3】文字の汚さ(ClearType)

実際に行ったことをメモしておきましょう。ただ、Ver.1607でかなりの問題が解決しているようですから、必要ないものもあるかもしれません(是非、そうあってほしいです)。

Windows10へアップグレードする前の準備:
準備として下記の事を行いました。
1)VALUESTAR M PC-VM100RH Core2Duo E7200 のCPUを、E7200からQ9400s(ヤフオクで5,500円)に交換。ずいぶん古いものですが、当方の仕事には十分です(むしろ、Vistaのときより快適です)。
たまたま、BIOSのバージョン(0004/456A0400)が同じだったので、Q9400sに無事交換できました。できれば、Q9550s(パフォーマンスが12%UPする)にしたかったのですが、手持ちの3台共に同じものに揃えました。この場合、速さよりも安定性を重視しましょう。

※結局、Q9550S(ヤフオクで6,500円)を購入して無事交換できました。報告によりますと、CPUファンが全開になるようなのですが、幸いファンコントローラを使っていたので問題なく使えています(ちなみに、CPUのエクスペリエンスインデックスは7.2から7.3にUPしました)。さらに、Windows10(64bit版)をクリーンインストールしてメモリーも8GBに増設しました。本来は最大メモリーは4GBのはずなのですが、8GB認識できたという報告があり、やってみるとうまくいきました。全体で20%ぐらいパフォーマンスがUPしているように思えます。
※しかし、やがてメモリーがエラーを起こすようになり、4GBに戻しました。速さよりも安定性のほうが重要ですね。・・・再度、8GBに挑戦してみました。その結果、エラーは1枚のメモリーが壊れていたのが原因だったようで、現在、8GBで安定しています。それで、ファンが全開で回転する以外は全く問題ないようですね。

2)HDD切り替え器(3R-HDCBOXSBK)を取り付けて、Windows7とWindows10を切り替えられるようにしました。これはとても便利です。ディスプレイが共通に使えるからです。

※最終的は、Windows10(32bitアップグレード版)とWindows10(64bit版クリーンインストール)を切り替えられるようにしました。こうすると、データ用のSSDが共用できます。

3)Windows10にすると文字が読みにくくなるので、4Kを見据えて1台のグラフィックカードを新しくしました。
 2台は、NVIDIA GT610 ZONE (2560 x 1600)/エクスペリエンスインデックス4.8(win7)
 1台は、NVIDIA GTX750Ti KalmX (4096 x 2160)/エクスペリエンスインデックス7.6(win7)
いずれも、デュアルモニタ対応のファンレスGPUです。
【Windows10へのアップグレード手順】
《GT610のPCで、インターネットを切断して行うこと》
①携速をアンインストールする

②Nvidiaのドライバーをアンインストールする。
ロールバックして、古いドライバーがすぐ(1,2分で)インストールされるので、標準ドライバーになるまでアンインストールを4,5回繰り返します。当方の場合、Ver.347.52~Ver.320.11まで5回繰り返しました。 加えて、このとき、Nvidiaのオーディオドライバーも標準のものになるまでアンインストールを繰り返します。

③セキュリティソフト(ESET)をアンインストールします。

《GTX750TiのPCで、インターネットを切断して行うこと》
④NvidiaのWindows7用の最新のドライバーのクリーンインストール
   ※あらかじめW7用の最新のドライバーをダウンロードしておく。
   ※インターネットに接続して、windowsの更新により、ドライバーを自動更新してもよい。

《GTX750TiのPCで、インターネットを接続して行うこと》
⑤プロダクトキーの入力(ライセンス認証)。

⑥Windows.iso(DVD)のsetup.exeで、UPグレードする。今なら、1時間前後でVer.1607にUPグレードできる。

《GTX750TiのPCで、インターネットを切断して行うこと》
⑦NvidiaのWindows7用のドライバーをアンインストールする。

⑧NvidiaのWindows10用のドライバーをクリーンインストールする。
   ※あらかじめW10用の最新のドライバーをダウンロードしておく。

《GTX750TiのPCで、インターネットを接続して行うこと》
⑨ESET Ver.9のインストール。

⑩コンピュータ名の変更。


フリーズの原因と解決、など

最低でも、フリーズは解決しないと使い物にはなりませんね。それと、「休止からの勝手な復帰」も解決が必要でしょう。

【1】ディスプレイドライバー(nvlddmkm.sys)が関係している場合が何度もあります。
大切なのは、標準ドライバーになるまでアンインストールしてからクリーンインストールすることです!

【2】IE又はEdgeでフリーズする場合もあります。
この場合は、「GPUレンダリングを使わない」設定にすることにより直ります。設定は、IEとEdgeで共通しています。

【3】PhysXプロセッサが「自動選択」でフリーズする場合。
NVIDIAコントロールパネルで、PhysXプロセッサを「自動選択」から現在使用しているGPUに設定すると解消する、という報告があります。

【4】特定のアプリケーションが原因でフリーズする場合があります。
当方の場合は、下記の2つをアンインストールして解決しました。
 ・SetPoint (Logicool)
 ・DiXiM Media (NEC)


※休止からの勝手な復帰:
これに驚かされた人も少なくないことでしょう。Ver.1607で解決されているかもしれませんが、解決方法をメモしておきましょう。
1)ハードによる復帰
 マウスの電源管理の「スタンバイの解除」のチェックを外す。

2)タスクスケジューラーで下記のプロパティでスケジュールされた時間を削除します。
 Media Center > mcupdate_scheduler
 UpdateOrchestrator > Rebut

3)Windows Updateの再起動の日時の設定を変更する。

4)スリープの「スリープ解除タイマー」を無効にする。

5)コントロールパネル > システム > システムの詳細設定 > 起動と回復のところで、設定 > システムエラーで「自動的に起動する」のチェックを外す。


Windows10で最初に設定したいこと

Windows10を使い始める前に、最初に設定しておきたいことがいくつかあります。それは、必要のない機能をオフにしておくことです(デフォルトでは全部オンになっている)。

まず、クイック起動をオフにして、休止を有効にしておきたいと思います。

アカウントは、ローカルアカウントで用います。

ついで、省電力の設定です。デスクトップPCの場合ですが、スリープは使わないので、下記のように設定しました。
 スクリーンセーバー・・・10分後
 ディスプレイの電源を切る・・・15分後
 休止・・・20分後

他に、詳細な電源設定で、オフにできるところをすべてオフにする。

ついで、Lancherの登録です。
 こちらを参考にしてください。⇒ タスクバーにクイック起動を表示する

DPIの設定:
 こちらを参考にしてください。⇒ Windows 10 DPI Fix

休止、シャットダウン、再起動のボタンの設定:
 こちらを参考にしてください。⇒ 簡単楽々!デスクトップに電源ボタン

さらに、設定画面でほとんどの設定をオフにします。
1)バックグラウンド処理・・・ほとんどオフ
2)通知・・・すべてオフ
3)その他、設定を全部見て、可能ならオフにします。使える機能はデフォルトで全部オンになっているのですから、これは必要なことです。

デザインに関してですが、タイトルバーに色を付けると見やすくなるようです。個人設定 > 色 のところで行います。最初は白になっていますが、グレーなどすこし暗くすると良いようです。

CortanaとOneDriveの停止:
これを完全に無効にするにはレジストリーの変更が必要なようです。それで、設定だけでできるところだけを調整してみましょう:

Cortana:
1)まず、Cortanaの検索窓にあるマイクのマークをクリックしてから、左の設定マークをクリックします。そうすると、Cortanaの設定画面が出ますので、すべてオフにします。

2)ついで、メニューバーを右クリックしてから、Cortanaのボタンを非表示にします。


OneDrive:
1)タスクバーからOneDrive(雲のマーク)をクリックして、設定画面を開きます。そこで、「サインインしたときにOneDriveを自動的に開始する」のチェックを外します。

これで、後は気にしなければ問題ないでしょう。
AN HTTPDを使用しているなら下記の設定が必要な場合があります。
  コントロールパネル>プログラムと機能>
    Windowsの機能の有効化又は無効化>
    インターネット インフォーメーションサービス>
      world wide webサービス のチェックを外す

これはWindows7でデフォルトで無効になっていたようです。これで、httpd.exeでポート80が使用できるようになります。

※AN HTTPDのプログラムは、これまで使っていたものをWindows10のルートにコピーして、実行ファイルを起動します。
AN HTTPDとperlが使えるローカル環境:
Windows10でもperlのテスト環境が使えるようにします。これまでActivePerlを使っていましたが、現在では最新版のみダウンロードできるようで、最新版のperlではうまく動きませんでした。それで、旧バージョンのperlが使えるものを探したところ、Strawberryperlというものが使えそうです。しかも、ImageMagickも楽にインストールできるようなのです。

まず、StrawberryperlのVer.5.20.3.3をダウンロードしてインストールしました。
ついで、AN HTTPDのperlのパスを一般タブのドキュメントルートで下記のように設定します。
C:\Strawberry\Perl\bin\perl.exe
これで、ローカルでperl(CGI)が動くようになりました。

さらに、今度はImageMagickをインストールします。1日かかりましたが、下記の方法でうまくいきました。
コマンドプロンプトを起動し、ディレクトリーを変更し、PPMでImage::Magickをインストールします。以下の通りです。

C:\WINDOWS\system32>cd C:\
C:\>cd Strawberry\perl\bin
C:\Strawberry\perl\bin>ppm
・・・・・・・・・・・・・・・
PPM>install Image::Magick
・・・・・・・・・・・・・・・

最後に、少しエラーが出るようですが、これで、問題なく動くようです。
クラリスワークス4.0をWindows10(64bit)で動かす:
文書を作るとき、今でもClaris Works 4.0を愛用しています。Windows10ではすぐには動きませんでしたが、調べたところ、「互換性」の機能を使うことで解決できることが分かりました。

まず、プログラム自体は、これまで使っていいたものをフォルダごとWindows10のProgram Filesのフォルダの中にコピーします。
ついで、下記の実行ファイルのプロパティで互換性モードを設定します。

C:\Program Files\Caris Works\クラリスワークス4.0\CLWORKS.EXE

互換性タブで「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックして、Windows95を選択します。


外付けHDDの共用の問題

Windows7で使っていた外付けHDD(NTFS形式)をWindows10で使うとデータが壊れてしまいます。これは何とかしなければなりません。バックアップは必要なことですから。

データが壊れないようにするための設定(クイック起動のオフなど)や取り外しの方法などがあります。しかし、バックアップの大切なデータをこれでは安心して使えません。
幸い、ファイル形式がFAT32やExFATでは問題ないようです。それで、FAT32を用いることにしました。というのは、当方が使っているAcrinis True Image 2012では、ExFATが使えないからです。
Acrinis True Image 2012を使って、FAT32のフォーマットもできました。この形式でのバックアップイメージの作成や、リストアも問題なくできます。時間もさほど変わりません。ただ、多量のファイルのコピー(NTFSからFAT32へ)はかなり時間がかかります。しかし、バックアップは安全第一ですから、これは仕方がありませんね。これで、Windows7からWindows10へのデータの受け渡しも安心してできます。

データが壊れたときの復旧方法:
実に、Dドライブが壊れてしまいました。幸い、偶然ですが、唯一の復旧方法を知らないうちに行っていました。それは、Windows7につないでチェックディスクを行うことです。いきなりチェックディスクが始まり、そのままにしておいたのです。16時間後に終了し、無事復旧していました。

復旧手順は次の通りです。
1)壊れたハードディスクをWindows7につないで、CHKDSKを行います。HDDをつないで再起動するだけでもCHKDSKが始まります。

Replace・・・・security ID ・・・・

が始まり、終わりまで待ちます。何時間もかかりますが、これ以外に解決策はないようです。

2)次に、ドライブのセキュリティを設定します。
必要なユーザー名を確認して、「継承」にチェックしてスタート。少し時間がかかります。

以上ですが、これで、ファイルにアクセスできるようになります。ファイル自体はまったく更新されていません。
メールデータの移行:
Windows10へのアップグレードの最後はメールデータの移行になります。しかし、これはWindows7からWindows10へ完全に乗り換えるときに行います。今は、まだ、Windows7で仕事を行い、必要なときにだけWindows10を使っています。安定性や文字の汚さを考えると、まだ、Windows10は使えないでしょう。

完全に移行するときのメール(Windows Line メール)の移行方法も練習しておきたいと思います。

文字が汚い

最後の問題は、フォントの問題になります。画面(文字)が読みにくいなら使い物になりませんね。Windows7よりも見づらいというのは残念なことです。

Windows10でメイリオの文字を見ると、Windows7のときよりも文字がにじんで見えます。ClearTypeを調整しても改善されません。 それもあって、GPUを解像度の高いものにしてみたのですが、それだけではダメでした。つまり、ディスプレイも解像度の高いものにする必要があるようです。 現在使っているのは、EIZO FlexScan S1961で、かなり古いので、新しいモニターにすると少し改善するようですね。それでも、店頭で見てみるとやはり少しにじんでいます。フルHDではもう古いのでしょう。 しかし、4Kはまだ早いという人がいますね。それで、WQHD (2560×1440)あたりがよいのではないかと考えています。現在の候補は、BenQ 23.8インチワイド 高解像度モデル (2560×1440/IPSパネル/DisplayPort搭載/オートアイプロテクトセンサー) BL2420PT です。・・・これは、今後の課題となります。